レース編みの種類について

レース編みの手法は、トルコにおいて、かぎ針・ニードルワーク・シャトル・ヘアピン等です。

かぎ針が主流で、生活を彩る品々が、女性の手で毎日編まれています。

レース編みの中でもトルコ独特の手法として珍しいのが、イーネオヤと呼ばれる縫い針を使用して編むニードルワークレースです。

イーネオヤは、スカーフの縁飾りを編むことのほか、地域によっては、ドイリーやテーブルクロスもこの手法で編まれます。

オヤと呼ばれるスカーフやタオルの縁を彩る縁飾りは、様々な色を使用し、主にナイロンとポリエステルのレース糸で編みます。

テーブルクロスやカーテン、ドイリーなどは、主に70番前後の白い綿のレース糸で編みます。